バイアグラは糖尿病だと使えない!

バイアグラの有効性について

バイアグラの有効性

バイアグラは狭心症の薬として世に出る予定でしたが、思わぬ副作用が発見され、それからは勃起不全の薬として開発が進められました。

 

これらのことがわかった時点で、今度は狭心症治療薬としてではなく、勃起不全治療薬として、あらためて臨床試験がスタートしました。

 

どのぐらいの効果があるのか、ファイザー社のデータをもとに紹介します。ファイザー社が日本国内で行った臨床試験では、234名の勃起不全患者に、25mg、50mg、100mgの閣僚のバイアグラが投与されました。ちなみに日本では2002年現在では100mgは販売されていません。

 

効果の判定は次のような質問票によって、2項目について評価が行われました。

 

@ 挿入の頻度・「この4週間のうちで、性交を試みたとき、何回挿入することができましたか?」
A 勃起の維持・「ここ4週間のうちで、性交中、挿入後に、最後まで勃起を持続できたのは何回でしたか?」

 

スコアは次のように点数で示します。

 

毎回またはほぼ毎日できた。(10回中9回以上) 大方毎回できた(10回中7回程度) 時々できた(10回中5回程度) たまにできた(10回中3回程度) 全くまたはほとんどできなかった(10回中1回以下) 性交を使用としたことが一度もなし
スコア5 スコア4 スコア3 スコア2 スコア1 スコア0

 

この結果、これまでのいかなる方法にも勝るバイアグラの素晴らしい効果が実証されたのです。まず、@の挿入の頻度については、治療前の平均スコアが1.65だったものが、バイアグラ25mを服用した人、および50mを服用した人での平均スコアがそれぞれ3.52、3.82と上昇しました。

 

このことをわかりやすく言えば、セックスを10回行って1回か2回しか挿入できなかった人が、6回か7回は挿入できるようになったということです。

 

またAの勃起の維持に関しても、セックスをするたびに、たいていの場合は途中でしおれて、情けない状態になっていたペニスが、2回に1回は最後まで持ちこたえられるようになったという結果が得られたのでした。挿入の頻度と同様の素晴らしい効果と言えます。

 

長期間投与した時の、全体的なバイアグラの効果については87パーセントの患者で有効であったと報告しています。勃起不全の鯨飲別に行った検討でも、どのタイプにおいても有効であり、その程度の大きな差なかったということでした。

 

注目すべき点はバイアグラの作用機序から考えてあまり憂区ではないだろうと思われた糖尿病性神経障害、脊髄ション省、うつ病、閉そく性動脈硬化などの症例にも有効性が認められたことです。

 

これまで勃起障害の治療法には、使用方法や、副小夜用の面で多くの問題があり、画期的なものがなかったのが事実です。しかし、このバイアグラは飲み薬であり、必要なときすなわち、セックスを使用とする1時間前に頓用すればよく、かつ有効性は非常に高いのです。

 

「我々は夢の薬を手に入れた」というのは言い過ぎではないだろう。